マンション管理士と名乗りたい

築40年越えのマンションの監事をしている会社員がお役に立てるマンション管理士を目指します

マンション管理適正化法

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マンション管理士の資格が創設されたのは、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」いわゆる「マンション管理適正化法」が、平成12年12月1日に議員立法により成立したときである。

 

「マンション管理適正化法」は、土地利用の高度化の進展、その他国民の住生活を取り巻く環境の変化に伴い、多数の区分所有者が居住するマンションの重要性が増大していることをかんがみ、マンションにおける良好な居住環境の確保を図り、もって、国民経済の健全な発展に寄与することが目的で作られた法律である。

 

そして、国土交通大臣はマンション管理適正化法第3条でマンションの管理の適正化の推進を図るため、管理組合によるマンションの管理の適正化に関する指針を定め、これを公表した。その中で、管理組合によるマンション管理士等の活用について書かれている。

 

前文

ざっくり言うと、マンションは都市部を中心に持ち家として定着して、重要な居住形態になったけど、一つの建物にいろんな人が住んでいて、いろんな価値観を持って生活してるから、意思決定が難しい。住居と店舗が混在してたりすると権利や利用関係が複雑だし、建物構造上の技術的判断が難しいなど、建物の維持管理をしていく上で課題がいっぱいある。

 

それに、これから相当の建築年数が経つマンションが、急激に増えるから、ちゃんと修繕されずに放置されると、老朽化して居住環境が低下するし周りの住環境や都市環境も低下して、笑ってられない問題が起こる可能性がある。

 

だから、管理組合でちゃんと管理する事が大事である。この指針は、そのために必要な事を定めたのである。ということだ。

 

一、マンションの管理の適正化の基本方針

    マンションの管理の主体は、区分所有者等で構成される管理組合で、適正な運営を行うことが重要である。区分所有者等は管理組合の一員として、その役割を適切に果たすよう努める必要がある。

 

次が大事である。

 

   マンションの管理は、専門の知識を必要とすることが多いため、管理組合は、問題に応じ、マンション管理士等専門的知識を有する者の支援を得ながら、主体性をもって適切な対応をするよう心がけることが重要である。

 

   さらに、マンションの状況によっては、外部の専門家が、管理組合の管理者等又は役員に就任することも考えられるが、その場合には、マンションの区分所有者等が当該管理者等又は役員の選任や業務の監視等を適正に行うとともに、監視・監督の強化のための措置等を講じることにより適正な業務運営を担保することが重要である。

 

中略

 

五、マンション管理士制度の普及と活用について

   マンションの管理は、専門的な知識を要する事項が多いため、国、地方公共団体及びマンション管理適正化推進センターは、マンション管理士制度が早期に定着し、広く利用されることとなるよう、その普及のために必要な啓発を行い、マンション管理士に関する情報提供に努める必要がある。

   なお、管理組合の管理者等は、マンション管理の適正化を図るため、必要に応じ、マンション管理士等専門的知識を有する者の知見の活用を考慮することが重要である。

 

このように、マンションの管理を管理組合がマンション管理士等を活用して適切な運営を行う事を推奨する「マンション管理適正化法」によって、マンション管理士制度が始まり今年で18年目になる。

 

年々、マンション管理士試験の受験者数は減少しているが、築年数30年越えのマンションは年々増加し続ける。ということは、マンション管理士の需要は増え続けるということだ。日本の人口が減少して需要が減り、多くが供給過多になっている中で、マンション管理士の市場は右肩上がりの成長が期待できるのではないだろうか。

 

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